妊活中に気をつけたい「感染症」のこと

妊活を始めると、普段は気にしていなかった体のことや生活環境に目が向くようになります。その中でも見落としがちなのが「感染症への備え」。

とくに近年話題になっているのが麻疹(はしか)です。

「子どもの頃に予防接種したから大丈夫」と思っていた私も、妊活中に抗体を調べてみて驚きました。この記事では、麻疹のリスクや予防接種のタイミング、妊娠中の注意点について、体験を交えながらお伝えします。

麻疹は「軽い病気」じゃない!妊娠中の感染リスク

麻疹は、発熱や発疹などを伴う感染力の強いウイルス性疾患。子どもの病気という印象が強いかもしれませんが、大人が感染すると重症化しやすいのが特徴です。

そして妊娠中に感染すると、以下のような深刻なリスクがあります:

  • 流産・早産の可能性が高まる
  • 胎児に障害が残る可能性がある
  • 母体が肺炎や脳炎を発症し、命に関わるケースも

つまり、麻疹は妊娠中の女性にとって非常に危険な感染症なのです。

予防接種してても安心できない?抗体が足りないことも

私自身、「子どもの頃に予防接種したから大丈夫でしょ」と思っていたのですが、病院で抗体検査を受けてみたところ…

  • 私の麻疹抗体:16
  • 夫の麻疹抗体:8

どちらも基準値(32)を大きく下回っていて、予防接種の再検討が必要な状態でした。

麻疹の抗体は年齢とともに減少する可能性があり、子どもの頃に接種していても安心できるとは限らないんです。

麻疹ワクチンは妊娠中に打てない!タイミングが重要

麻疹の予防接種(MRワクチンなど)は生ワクチンと呼ばれ、生きたウイルスを弱めて作られています。

そのため、妊娠中の接種はできません。さらに、ワクチン接種後はウイルスが体内に残る可能性があるため、最低でも2か月間の避妊が必要とされています。

つまり、「妊娠がわかってから」では遅いのです。妊娠前の段階で抗体の有無を確認し、必要であれば予防接種を済ませておくことがとても重要です。

妊娠中に抗体がないと分かったら?できる対策

「妊娠してから抗体がないことが分かった…」という場合も、まずは落ち着いてください。抗体が少なくても、感染しなければ問題ありません。

妊娠中は以下のような感染対策を徹底することが大切です。

  • 人混みを避ける:駅やイベント、ショッピングモールなどは必要最小限に
  • こまめな手洗い・うがい:石けんと流水で丁寧に
  • マスクの着用:電車や病院など感染リスクが高い場所では必須

新型コロナ対策で身についた習慣を、そのまま麻疹対策にも活かしていきましょう。

妊活中の今がチャンス!抗体チェックと予防接種を

妊活中の方にとって、今は抗体検査と予防接種を受ける絶好のタイミングです。

抗体検査は病院で簡単な血液検査を受けるだけでOK。費用は3,000〜6,000円程度が一般的です。

抗体がない、または数値が低いとわかった場合は、パートナーと一緒に予防接種を受けておくと安心です。私たちも夫婦で一緒に受けました。

私たち夫婦の体験談:予防接種が意識改革のきっかけに

麻疹の抗体検査と予防接種を受けたことが、私たちにとっては「妊活に対する意識を変える」きっかけになりました。

「赤ちゃんを迎える準備って、体づくりだけじゃないんだ」と気づき、食生活や睡眠、ストレス管理なども見直すように。

タイミングを取るだけが妊活ではなく、感染症対策や健康管理も含めて妊活なのだと、改めて実感しました。

まとめ:麻疹対策も妊活の一歩です

  • 麻疹は妊娠中に感染すると重篤化しやすく、胎児への影響も大きい
  • 抗体があっても年齢とともに減少することがある
  • 予防接種は妊娠前しか打てない。早めの検査が重要
  • 妊娠後は感染しないための生活習慣がポイント

麻疹への備えは、赤ちゃんの命を守ることにもつながります。妊活中の今だからこそできる対策を、ぜひ一つずつ進めていきましょう。