「つわり」って実際どうなの?経験談を交えてご紹介します

妊娠がわかった頃、多くの方が気になるのが「つわり」について。よくドラマや映画で見る「急に吐き気を感じてトイレへ駆け込む」シーンを想像する方も多いかもしれません。しかし実際には、それだけでは語れないのがリアルな妊娠初期の世界。今回は、自分自身の体験をまじえながら、つわりについて正直にお話ししていきます。

ドラマのようなつわりは一部だけ?

「吐き気で出来てるかもは一昔前のドラマの世界」――これはまさに私自身が感じたことです。

テレビや漫画では、突然の吐き気で妊娠に気づくシーンが定番ですが、実際には妊活をしていればその前にわかることが多いです。基礎体温や体調の変化を敏感に察知していると、生理予定日を過ぎた頃には「もしかして?」と思い始めて検査薬を使う、という流れが一般的かもしれません。

もちろん、妊娠に全く気づかずに体調不良=つわりというパターンもありますが、すべての人がドラマのような劇的な経過をたどるわけではありません。

つわりは本当に人それぞれ

つわりに関して何より強調したいのが、個人差がかなり大きいということ。まったく症状がない人もいれば、入院が必要なほど重い人もいます。

私自身はというと、自分はほとんどなかったといってもいいくらい軽かったです。吐き気や嘔吐はなく、日常生活も普通に送れていました。ただ、少し気になったのが臭いには少し敏感になったこと。特定のにおい(特にごはんが炊ける匂いや肉の焼ける匂い)に「うっ」となることはありました。

また、すぐお腹が空いて、空腹だと気持ち悪くなったというのも大きな変化でした。これはいわゆる「食べつわり」というタイプです。

つわりにも種類がある

一口に「つわり」といっても、実はいくつかのタイプがあります。それぞれの症状や対処法が異なるので、自分の状態を知ることが大切です。

吐きつわり

もっともよく知られているタイプで、常に吐き気があり、実際に吐いてしまうことも多い症状。水分すら受けつけないような場合は「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と診断され、入院が必要になるケースも。

食べつわり

私が経験したのがこのタイプ。お腹が空くと気持ち悪くなり、何かを口にすると落ち着く。ただし、何でも食べられるわけではなく、好みの変化(例:甘いものはダメだけど果物はOK)も伴うことが多いです。

においつわり

匂いに敏感になるタイプ。普段気にならない香水や洗剤、料理の匂いなどで気分が悪くなることも。外食や人混みがつらく感じることもあります。

よだれつわり・眠気つわりなど

その他にも、口の中に唾液がたまりやすくなる「よだれつわり」や、異常な眠気に襲われる「眠気つわり」など、バリエーションは多様です。

軽くても重くても、自分のつわりを大切に

妊娠初期のつわりは、症状が出始めると不安になるものですが、軽いからといって問題があるわけではありませんし、重いからといって必ず異常というわけでもありません。

「つわりがないと赤ちゃんが元気じゃないのでは?」と心配になる方もいますが、それも迷信です。赤ちゃんの発育とつわりの重さには明確な関係はないといわれています。

まとめ

妊娠初期の「つわり」は、まさに十人十色。吐きつわり、食べつわりなど種類もあるし、症状の出方や感じ方もさまざまです。私のように「ほとんどなかった」と感じる人もいれば、日常生活がままならないほどつらい人もいます。

一番大切なのは、他人と比べず、自分の体としっかり向き合うこと。無理をせず、つらいときはしっかり休んで、周囲のサポートを受けることも大事です。

これからつわりを迎える方にとって、少しでも気が楽になれば嬉しいです。焦らず、ひとつずつ乗り越えていきましょう。